角度の単位変換
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対応している単位
- 度(°): 角度を表す最も一般的な単位で、円の360分の1を1度とします。紀元前のバビロニア文明で、1年を約360日とみなし円を360等分したことに由来するとされています。日常生活では方角(北を0度として時計回りに360度)、温度計の目盛り角度、スキー場の斜面勾配、建築の屋根勾配など、あらゆる場面で使われています。直角が90度、直線が180度、一周が360度という体系は、最も広く理解されている角度の表現方法です。
- ラジアン(rad): 国際単位系(SI)における角度の基本単位で、円の半径と等しい長さの弧に対する中心角を1ラジアンとします。1ラジアンは約57.296度に相当し、円一周は2πラジアン(約6.283ラジアン)です。数学・物理学・工学では三角関数の引数としてラジアンが標準的に使われ、微積分の公式(sinの微分がcosになるなど)はラジアンを前提としています。プログラミング言語の数学ライブラリもラジアンを基本としています。
- グラジアン(gon): フランス革命期にメートル法と共に導入された角度の単位で、直角を100グラジアンとし、円一周を400グラジアンとします。ゴン(gon)とも呼ばれます。測量の分野で使われることがあり、特にフランスやドイツなどヨーロッパの一部の国の測量機器で採用されています。直角が100という切りの良い数字になるため、勾配の計算がしやすいという利点があります。1グラジアンは0.9度に相当します。
- 回転(turn): 円の完全な一周を1とする角度の単位です。1回転は360度、2πラジアン、400グラジアンに等しいです。日常語では「1回転」「半回転」のように直感的に使われており、フィギュアスケートのジャンプ(トリプルアクセル=3.5回転)やスケートボードのトリック(360=1回転)などスポーツでも馴染みがあります。工学では回転数(rpm:回転毎分)の基準となる単位です。
- 分(角度)(′): 度の60分の1にあたる角度の単位で、記号は「′」(プライム)で表されます。天文学では天体の視直径を表すのに使われ、満月の視直径は約31分角です。人間の視力検査の基準も分角に基づいており、視力1.0は1分角の隙間を識別できる能力を意味します。地図の緯度・経度も度・分・秒の形式で表されることがあり、1分角の緯度は地表で約1.852km(1海里)に相当します。
- 秒(角度)(″): 分角の60分の1、すなわち度の3600分の1にあたる極めて小さな角度の単位で、記号は「″」(ダブルプライム)で表されます。天文学では恒星の年周視差をアーク秒で測定し、1パーセク(約3.26光年)は年周視差が1秒角となる距離として定義されています。測量でも精密な角度測定に使われ、高精度のトータルステーションは1秒角以下の分解能を持ちます。GPSの座標でも秒単位の精度が使われます。
- ミリラジアン(mrad): ラジアンの1000分の1にあたる角度の単位で、約0.0573度に相当します。軍事・射撃の分野で広く使われ、NATO規格の照準器はミリラジアン(mil)で角度を表示します。1mradは1000m先で約1mの幅に対応するため、距離と大きさの計算が直感的に行えます。光学機器のレーザービーム発散角やレンズの収差もmrad単位で表されることがあります。
使い方
1. 「変換元」のドロップダウンから変換元の単位を選択します。
2. 「変換先」のドロップダウンから変換先の単位を選択します。
3. 数値を入力すると、リアルタイムで変換結果が表示されます。
4. 入れ替えボタンで変換方向を反転できます。